5.和歌山らしく。多品種の柑橘栽培、学べます。
――農園紹介――
・現在7代目。
・先々代は米を中心に養蚕、金柑などを作っていた
・先代の時に、ちょうど温州ミカン増産ブームでふえていって、昭和30年の温州ミカン大暴落があったときに、温州ミカン以外の柑橘の導入をはじめて種類が増えていった。
・エコファーマー認定済み
▼農園こだわり
-先代から産直をやっていたので、古くからのお客さんとのつながりがあるというのと、できるだけ除草剤を使わなかったりして、食品の安全性や地域の環境保全を意識しながら行っている(草生栽培:そうせいさいばい)
-まだまだ未熟だと思っているので、ミカン栽培の大先輩にならったり、色々な勉強会に参加して、それをいかに自分に土地で表現するか、産直(電話、ネット等の直接販売)のお客様に提供するものをどう作り上げていくかを心がけている。
-加工は梅干しのみ行っていて、梅のメインは梅酒用に出荷している。
▼栽培品目は50種類ぐらいあり、柑橘がメイン。
梅(南高梅等)、温州ミカン、レモン、シークワーサー、ポンカン、仏手柑、ユズ、伊予柑、ハッサク、春峰(しゅんぽう)、清峰(せいほう)、せとか、デコポン、はるみ、はるか、グレープフルーツ、カラマンダリン、たまみ、セミノール、甘夏、黄金柑、晩白柚、紅まどか、安藤ミカン、弓削瓢柑(ゆげひょうかん)、九年母、三宝柑、春光柑(しゅんこうかん)、河内晩柑、金柑、バレンシアオレンジetc…。
※8月中旬から9月中旬以外は、年中なんらかの柑橘を収穫ができる。
一番柑橘が色々あるのは1~3月。8月は梅干しを作っている。
▼未来に向けて
-色んなものを作って、いろんな人に届けていく
-今は、メーカーさんとのコラボで梅酒を作っているが、地元の柑橘を利用して、梅酒×柑橘のイベントを仕掛けたりして、お酒の場を楽しくするような柑橘を広めたい。各地の農家梅酒を楽しみながら回る、梅酒版ワイナリーツアーを実施してみたい。
-大きな夢としては、紀伊半島の豊かな食を目指して、世界中からお客さんが来るような地域にしたい。その中で、自分が農家として何ができるか考えつつ、日々種をまいて向かっていきたい。
▼インターンシップ参加者に対して
作ったものをどう表現して、誰に届けるかということに関して見てもらえたら。
(文責:田中)
受入場所
和歌山県田辺市
研修概要
基本は農作業。
研修内容
・8時~17時。 夏は7時半~18時。2時間ほど休憩あり。
受入定員
1日の受入定員は2人
応募条件
・毎日で無くても良いですが、最低7日間以上参加できること。
・40歳以下の方。
費用
参加費は要問合せ(食事代・保険料・宿泊代等は含まれません。)
備考
・制服・作業着の支給はありません。汚れても良い格好で。
・体力は関係ありません。
こんな人に向いているかな
・果樹栽培に興味のある人
・長期で物事を考えられる人、想像力のある人
・何とかなるさと思える人